【トークイベント】“インターネット” × “伝統工芸”の可能性

【企画概要】

◯テーマ:
「“インターネット” × “伝統工芸”の可能性について 〜栃木県の伝統的な手仕事を未来に残すために、私たちが今できること」

◯開催日時:2015年6月20日(土)14時〜16時

◯会場:シェアスペース「HOTTAN」(宇都宮市千波町17-11 SOCO 2階)

◯趣旨:
時代の変化により事業展開が難しいと思われている伝統工芸産業に対して、現在、東京のインターネット企業、ガイアックス社が可能性を感じ、昨年「伝統サポーターズ」というものづくり支援コミュニティサイトを立ち上げ、職人さんたちへのファンづくりを応援されています。

そこで、今回、伝統サポーターズのプロデューサーの方 と サイトに登録されている栃木県の伝統工芸の職人さんをお招きしたトークイベントを開催します。

時代の変化による衰退、産業構造の変化、後継者不足 等、課題が山積する伝統工芸分野。このままだと日本の伝統工芸は失われていってしまうな、と私たちも何となく感じていると思います。

そんな分野に身を置く作り手の職人さんたちは何を想い、どんなお仕事をされているのか、を伺ってみたいと思います。

そして伝統産業がインターネット企業と連携することで、どんな可能性を見出すことができるのか、を皆さんと一緒に考える場としたいなと思います。

◯タイムスケジュール:
(前半)14:00〜15:00 パネラーによるディスカッション
(後半)15:00〜16:00 参加者全員でのグループディスカッション

◯参加料:1,500円(1ドリンク付)

◯定員:20名

【お申込み】
お手数ですが以下のサイトへアクセスして、お申込みフォームよりお願いします。
http://news.den-suppo.jp/event/tochigi.html

【パネラーのご紹介】

◯竹工芸家 佐川岳彦(さがわ・たけひこ)さん

栃木県大田原市出身。設計事務所でデザインの仕事に従事、デザインの基礎を学ぶ。見聞を広げるために、バックパッカーとして中東、欧州へ渡り、日本のものづくりの良さに気がつく。帰国後は、父であり、竹工芸家でもある佐川素峯氏の下で師事。現在「竹工房 素竹庵(そちくあん)」にて修行を積みつつ、作家としての活動も精力的に行っている。
▼佐川さんの詳細ページ(職人ストーリー)はコチラ。
https://www.den-suppo.jp/projects/9

◯指物師・黒崎啓弘(くろさき・けいひろ)さん

栃木県宇都宮市出身。栃木県伝統工芸士。クロサキ工芸の創業者である父・義男氏のもとで育つ。20歳の時に本格的に家業に入り、以来業界一筋。キャリアは50年を超える。2004年に栃木県より伝統工芸士に認定。そのほか森や木を守る活動にも積極的で、さまざまな肩書きや受賞歴を誇る。指物に特化した家具、建具、椅子、小物類などを手掛け、金谷ホテルの修復などでも注目。和洋問わずオーダーメイドを中心に、さまざまなスタイルの製品を作る
▼クロサキ工芸の公式サイト
http://www2.ocn.ne.jp/~thatsboc/

◯伝統サポーターズ代表 桜井里子(さくらい・さとこ)さん

伝統的な手仕事の職人・作り手を継続的に応援する“ものづくり支援コミュニティサイト「伝統サポーターズ」”のプロデューサー。インターネットのコミュニティを活用したサービスの企画・運営を行っている。埼玉県出身。父が栃木県粟野町(現・鹿沼市)出身のため、親戚は栃木県内在住者が多い。祖父母は農家だったが、作業の合間に竹細工をしていた祖父の影響で、自宅の食料品を入れるかごや食卓のお皿の一部は祖父お手製だった。
▼伝統サポーターズ公式サイト
https://www.den-suppo.jp/